自分で過払金返還請求の手続きをする場合だいたい次のような手順で行います。まず借入していた債権会社に今までの取引履歴の開示を書面で請求します。請求してから開示されるまで1ヶ月以上かかるケースもあるようです。
そして開示された取引履歴を利息制限法に基づき引き直し計算をします。引き直し計算は非常に複雑ですので、計算を間違えないように細心の注意が必要です。無料でダウンロードができる計算ソフトもありますので上手く活用することをオススメします。
引き直し計算の結果過払い金があったら返還を求めます。過払金の返還額や振込み時期など交渉がまとまれば問題はありませんが、たいていの業者は弁護士や司法書士など専門家以外との交渉には応じてくれません。その場合は過払い金返還請求訴訟を起こし法廷で争うことなります。
■過払い金請求に業者が応じない場合
過払い金返還請求に応じてくれない場合裁判を起こすことになりますが、その前に訴状という書類を作成し裁判所に提出する必要があります。
訴状と一緒に債権会社から開示された取引履歴の書類、利息制限法に基づき引き直し計算をした計算書、債権会社の代表者事項証明書(最寄の法務局で取得)を提出します。
過払い金が140万円以下の場合は簡易裁判所、140万円を超える場合は地方裁判所に提出となりますので注意が必要です。
また、過払い金の金額によって収入印紙代が異なりますし、予納郵便の金額は裁判所によって異なりますので事前に確認することが大切です。裁判になった場合ある程度の専門知識が必要な上、返還までの期間も3ヶ月以上かかり精神的に負担もありますので、できるだけ専門家に依頼することをオススメします。